無料で試せる【初心者におすすめの会計ソフト】副業の確定申告に最適

記事更新日: 2019/08/01

ライター: コウ

何かと話題の「働き方改革」。テクノロジーの進化もあって、パソコンとネット環境があれば仕事ができる!ということで、フリーランスという働き方を選択する人も増えています。フリーランスつまり個人事業主となると、税金は確定申告によって納めることになります。いざ確定申告をするとなると、

●確定申告に会計ソフトは本当に必要なの?
●簿記の知識がない初心者が使える会計ソフトってどれ?

という疑問がでてきます。

また、フリーランスとまではいかなくとも、「働き方改革で副業解禁!」を機に、副業を始める人も今後ますます増えそうです。私も・・・と思っている方、副業の確定申告は利益が出でからって思ってないですか?でも実は、副業が赤字なら確定申告で税金が戻ってくる場合があるんです!

※詳しくはこちら:「副業が赤字!でも・・・確定申告で20万以上の税金が戻ってきた」

 

つまり、副業が儲かっていても赤字であっても確定申告が必要ということになります。

そこで今日は、副業の確定申告を実践し、20万以上の税金が戻ってきた経験のあるTさんに、『会計ソフトの選び方』『初心者におすすめの会計ソフト』について、教えていただきました。

 

Tさん

服飾関係の企業にお勤めのOLさん。30代後半。お給料は、月に手取りで40万程度。リサイクルショップで家電などを仕入れて、インターネットで販売する副業を始めて1年。

コウ(ライター)

都内のIT関連企業に勤める会社員。勤続20年以上で転職経験なし。会社が副業解禁になったので、何かやってみようとしているところ。確定申告については、ほとんど知識なし。

 

コウ

今日は、『会計ソフト』について教えてください。よろしくお願いします(^^♪

Tさん

いろいろ試してみた結果、白色申告におすすめの会計ソフトは2つあります。それぞれに特徴があるので、自分に合ったものを選んでくださいね(^_-)-☆

 

ユーザー評価 出所:「みん評」

Tさん

おすすめは「freee」と「やよいの白色申告オンライン」です


・「freee」の説明にジャンプ
・「やよいの白色申告オンライン」の説明にジャンプ

コウ

Tさんはどれを使ってるんですか?

Tさん

私は「freee」を選んだんですけど、今日は選ぶポイントや、なぜそれが大事なのかをお話しますね(^^)/

コウ

よろしくお願いします!

 

会計ソフトはどう選ぶ?

なぜ会計ソフトが必要なのか


確定申告は1年の「所得」にかかる税金を計算し税金を納めるための手続きです。消費税法など、複数の法律で規定されています。ですので当然のことながら、正しく申告することが必要です。

所得の計算は、「収入」「原価」「経費」を集計していくことが基本です。エクセルに慣れている人なら、手作業でも集計することはできなくもありません。実際Tさんも、最初の年はエクセルで集計したそうです。が・・・

 

コウ

エクセルをつかった手作業でもできたのに、なぜ会計ソフトを使おうを思ったんですか?

Tさん

作業の効率化のためです。会社で10年以上エクセルを使ってますので、それでもできなくないのですが、領収書1枚1枚を手で入力するのは、けっこう大変でした。会計ソフトを使うと、クレジットカードの履歴や、銀行口座への入出金が自動で取り込めるので、圧倒的に効率的なんです。

コウ

日々の収支の記録がカンタンになるってことですね?

Tさん

はい。事業所得の確定申告でポイントとなるのは「経費」です。この「経費」をモレなく集計するために、会計ソフトは必須だなと思うようになったんです。

 

確定申告は、「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。「白色申告」の方が、確定申告で必要となる書類の作成が簡単だと言われています。

「白色申告」で提出する「収支内訳書」は、一言でいうと、「収入と支出(経費)を集計するだけ」ですが、「青色申告」で提出する「決算書」は、複式簿記による記録付けが必要なためです。Tさんも初年度は「白色申告」だったのですが・・・

コウ

Tさんは確か、「青色申告にしたかったけどできなかった」っておっしゃってましたよね?

Tさん

「青色申告承認申請書」をのが遅くなってしまったために、初年度は「青色申告」ができずに「白色申告」になっちゃったんです(^^; 

今思うと、「白色申告」でも手作業での集計は大変だったのに、「青色申告」を手作業でやるなんて無謀だったなと。

「青色申告」を行うには、開業届と合わせて「青色申告承認申請書」を提出します。この申請書は事業開始から2か月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出しなければなりません。期限を過ぎた場合、青色申告できるのは翌年からになります。

コウ

書類が難しいのに「青色申告」にしたかったのには、理由があるんですよね?

Tさん

「青色申告特別控除」という制度があって、「白色申告」よりオトクなんです(^_-)-☆ 複式簿記による記帳は簿記の知識がないと難しいですよね。私も専門知識があるわけではないので(^^; 

それで、専門的な簿記の知識がなくても「青色申告」ができるようなサポート機能がある会計ソフトを使おうと思ったんです。



『会計ソフト』を使った方がいい理由

●データ連携機能で入力や仕訳の作業が効率化できる

●簿記の専門知識がなくても確定申告に必要な書類が作れる

(「青色申告」ならなおのこと!)事業所得の損失を、給与所得などの他の所得と通算するすることができる

 



 

おすすめはクラウド版

 

会計ソフトには「インストールタイプ」と「クラウドタイプ」があります。



インターネットの普及により、最近は「クラウドタイプ」が主流になってきています。個人が副業の確定申告で使う会計ソフトであれば、気軽に試せて決まったパソコン以外でも使える「クラウドタイプ」がおすすめです。

 

会計ソフトの基本的なつくり

 

まず、会計ソフトの基本的なつくり(構造)を理解しましょう。どの会計ソフトの基本的なつくりは同じです。

●まず初めにやること
①基本事項の登録
②連携データの登録
③開始残高の登録

●取引を記録
④連携データの確認仕訳
⑤取引を手動で入力
⑥月ごとに確認

●確定申告
⑦収支内訳書の作成
⑧確定申告書の作成
⑨E-Taxで申告

図にするとこんな感じです。


このような大まかな流れを理解しておくと、実際に会計ソフトを使うときに混乱せずに使えます(^^; 無料サービスを利用してぜひ使い勝手を試してみていただきたいのですが、この構造がわかってないと、今、何をやっているのかがわからなくなります(と、Tさんが言ってました)。

 


まず初めに、①基本事項を登録します。これは、メールアドレスを登録しIDとパスワードを設定します。会計ソフトによってはここで「白色申告」か「青色申告」かを選ぶようになっていたり、多少の違いがあります。

次に、連携データの登録をします。

 

コウ

この「データを連携できる」というのが、会計ソフトを使う大きなメリットのひとつというのは分かるのですが、今ひとつイメージがつかめないのですが(^^;

Tさん

銀行のネットバンキングサービスやクレジットカードのマイページサービスを連携させることができる機能です。連携の登録をすることで、銀行口座の入出金実績や、クレジットカードの利用明細が自動で会計ソフトに取り込まれます

コウ

でも、全部が副業に関するものではないですよね?それはどうするのですか?

Tさん

連携されたデータ明細を見ながら、会計ソフトに取り込む明細をチェックしていきます。これが「④連携データの確認仕訳」です。「仕訳」というのは、売上なのか経費なのか、経費なら何の科目なのかを分類していくことです。この作業することで、どんどん集計されていくわけです。


連携できるサービスの数と種類は、会計ソフトごとに異なります。ざっと見たところ、主なサービスはほとんど網羅されているので問題ないと思われます。どうしても連携させたい口座やサービス等がある場合は、事前に確認しておきましょう。

 


③開始残高の登録は、青色申告に必要な手続きです。freeeは、「白色申告」か「青色申告」かを、確定申告手続きの際に選ぶので、このタイミングで登録するようなつくりになっています。「白色申告」では不要ですし、あとで登録することもできるので、わからなければ飛ばしてOKです。ここまでが事前作業になります。


日々の取引の記録は、連携データのチェックと連携データ以外の取引は
⑤手動で入力していきます。会計ソフトを使うことで、売上や経費が月ごとに集計されるので、推移の確認などが簡単にできるようになります。「⑥月が締まったら収支を確認」を習慣化するようにしましょう。

 


12月が締まったら確定申告の準備をします。個人事業主の確定申告は2月中旬から3月中旬ですが、1月になったら準備を始めましょう。まず「白色申告」の場合は、⑦収支内訳書を作成します(「青色申告」の場合は、決算書他を作成します)。


次に、⑧確定申告書を作成します。
e-Tax連動の会計ソフトの場合は、ここで、会社からの源泉徴収票の内容や、医療費控除など各種控除の申請など確定申告書の必要事項を画面の指示に従って入れていきます。

 

すべての入力が終わったら⑨e-Taxで申請送信します。これで確定申告は完了です。

 

 

会計ソフトを選ぶポイント

コウ

「会計ソフト」がどんな感じなのか、少しわかってきました(^^)/ いよいよ選ぶポイントですね。

Tさん

会計ソフトを選ぶポイントは、ズバリ「なぜ会計ソフトを使うのか」ってことです(^_-)-☆

コウ

会計ソフトを使う理由は、

 

●入力作業の効率化

●簿記初心者でもできる

 

でしたね

Tさん

そのとおり!私たちのように、副業の確定申告で会計ソフトを使う場合は、本業としてやるわけではないので、会社の経理部が使うようなたくさんの機能は不要ですよね。

 

●入力作業の使いやすさ

●簿記の知識がなくてもできるか

 

まずはこの2点が重要だと思います。それに加えて、

 

●サポート

●コスト

●どんなユーザーが多いのかとその評価

 

を考えて、自分にあった会計ソフトを選びましょう(^_-)-☆

というわけで、「副業の確定申告のために会計ソフトを選ぶなら」の視点でTさんが選んだおすすめの会計ソフトをご紹介します。

 

おすすめの会計ソフトはズバリこれ!

白色申告も青色申告もOK☆エクセルに慣れている方におすすめ「freee」



使いやすさ

 

簿記の知識がない人にとって、収支を記録する際の「勘定科目」を何にするかがひとつ目の難関(?)ではないでしょうか(^^; 「freee」では下の画像のように、内容から科目を選べるようになっているので、簡単に「仕訳」ができます。




簿記の知識がある方にとっては、ややまどろっこしく感じるかもしれませんが、知ってる範囲の科目に捉われず、より適切な科目で計上できるので、そのメリットは大きいと思います。



また、データ連携可能な金融サービスは、銀行は3336件、クレジットカードは136件、決済サービス等は49件あります(2019年5月現在)。これだけあれば十分だと思います。

データ連携で取り込めない取引は、1件づつ入力しますが、別途エクセル等で集計したものがあれば、それをインポートすることも可能です。

 

Tさん

私は仕事でエクセルは使い慣れているので、このインポート機能はとても助かります。確定申告時の医療費明細もインポートが可能で、私が「freee」を選んだ理由のひとつです。

 

また、領収書やレシートを撮影し、入力することも可能です。都合に合わせて、やりやすい方法を選べるのがいいですね。



コストとサポート


「freee」では3つのプランが用意されています。プランによってサポート内容が異なります。どのプランでも、チャットとメールによるサポートがメインです。スタンダートプラン以上であれば、優先対応してもらえます。電話サポートがあるのはプレミアムプランだけです。

「白色申告」か「青色申告」かでプランが分かれているわけではありません。「消費税申告」は、売上が1000万円を超えた場合に申告する必要があります。副業の規模でプランを選ぶとよいと思います。

Tさん

私はスタータープランにしました。月額980円!もちろんこれも「経費」です(^^)/



代表的なユーザー評価コメント

出典:みん評HP

出典:みん評HP

「知識がなくても使える」という点が、高評価のポイントとなっています。一方サポート体制については、不満の声も一部に聞かれます。30日間の無料お試し期間を上手に利用して、不明点は解決しておくといいかもしれませんね(^_-)-☆

 

ユーザー評価No1☆無料で使える「やよいの白色申告オンライン」

 

使いやすさ

 

やよいのオンラインシリーズは、「白色申告」と「青色申告」が異なるメニューとなっています。そのため「白色申告」版は、画面もシンプルでわかりやすく、簡素化されています。「副業の確定申告にあまり時間をかけたくない」「青色特別控除はなくてもいいので、簡単な白色申告で済ませたい」という方にはおすすめです。


 

簿記初心者にとっての難関(?)である科目の仕訳も、下の画面のように、一覧から選ぶようになっているので迷わずできます。

また、「やよいのオンライン」シリーズでは、データ連携機能のことを「スマート取引取込」という総称で呼んでいます。金融機関口座、クレジットカード、電子マネー各種の連携登録が可能です。ただしこの「スマート取引取込」は会計ソフトと連携した別ソフトとなっているため、連携登録の際に、別途起動、ログインが必要です。

その他、金融機関の入出金明細ファイル(CSV)、レシート・領収書などのスキャンデータの取り込み機能もあります。都合に合わせて、やりやすい方法を選べるのはいいですね。

Tさん

「白色申告」に特化している分、取引入力自体はとてもシンプルでわかりやすいつくりです。また、あとで「青色申告」に切り替える場合は、「白色申告」版で入力したデータを「やよいの青色申告オンライン」に移行できるので、便利です。

データ連携で取り込めない取引は、1件づつ入力します。エクセル等のデータをインポートすることも可能ですが、あらかじめフォーマットを合わせる必要があります。インポート機能が必要な人は、実際にやってみて使い勝手を確認することをおすすめします。

 

コストとサポート


「白色申告」用サービスは、ずっと無料!これは大きな魅力ですね(^^♪ このフリープランだと、Web上のFAQ(よくある質問とその回答集)のみのサポートになります。

電話、メール、チャットによるサポート付きの「ベーシックプラン」は、1年ごとの課金システムです。まずは「フリープラン」で登録し、どうしてもわからなければ途中から「ベーシックプラン」に切り替えることも可能です。

※「4,000円/年」は、2020年3月16日までの申し込みに適用されるキャンペーン料金です

 

なお「青色申告」用サービスは、FAQサポートの「セルフプラン」なら、1年目は無料で利用できます。電話、メール、チャットによるサポート付きの「ベーシックプラン」は、1年ごとの課金システムです。

※「6,000円/年」は、2020年3月16日までの申し込みに適用されるキャンペーン料金です





代表的なユーザー評価コメント

出典:みん評HP

出典:みん評HP

知人からすすめられたという人も多いようです。「人にすすめる」というのは、満足度が高い証拠とも言えますね。一方、確定申告に不慣れな人にとっては、ちょっと聞きたいときに不便という声が聞かれます。無料サービスを利用して、自分にどれくらいフィットするかを検証することが大事ですね(^_-)-☆




(参考)マネーフォワードオンライン

 


最後に、「クラウド型会計ソフト」をインターネットで検索するとよく目にする、「マネーフォワードクラウド」についてです。下図のように、入力画面が複式簿記の様式になっています。


 

経理経験者や簿記の知識がある人にとっては、むしろ入力しやすいと思います。でも、初心者にはちょっと難しいかもしれないですね(^^; 

また、マネーフォワードのクラウド版は、残念ながらe-Taxと連動していません。なので、初めて会計ソフトを使う人にはおすすめしません。簿記の知識がある人やマネーフォワードの会計ソフトを使ったことがある人は、比較検討してもいいのではないでしょうか。

参考:マネーフォワードクラウドはこちら



まとめ

無料サービスを利用しよう


ご紹介した会計ソフトはいずれも無料で使ってみることができます。「使いやすい」「入力しやすい」の感覚はとても主観的。だからこそ、Tさんのお話を参考にしつつも、自分で使ってみることが一番です。

エクセルのスキルや簿記の知識によっても、使いやすい会計ソフトは異なります。簡単な「白色申告」を続けるのか、「青色申告」に挑戦(?)するのかによっても選ぶポイントが変わってきます。また、「副業」が「本業」に対してどれくらいの比重なのかによっても考え方が違ってきます。

ご紹介した会計ソフトは、毎月または毎年の課金制なので、最初に選んだソフトがどうしても合わなければ、切り替えればいいんです(^_-)-☆ まずはLet’s Try!

ユーザー評価 出所:「みん評」

 

編集後記

 

最後までお読みいただいてありがとうございます。ライターのコウです。今回、Tさんに教えていただいたことを参考に、自分でも無料サービスを利用して、実際に試してみました。入力ひとつでも、実際にやってみると「ああ、こんな感じかぁ」と、すごくよく分かります。「習うより慣れろ」ですね(^^♪ とにかく、体験してみるのが一番!やってみてくださいね。皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

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